【レビュー】Vinpok Taptekが予想以上に使いにくかった

Other
スポンサーリンク

本記事は、購入したもののレビュー記事となります。

Vinpok Taptekワイヤレスキーボード

今回は、Vinpokより発売されているワイヤレスメカニカルキーボード「Taptek」を購入しました。
小型でBluetooth/USBの両方で接続が可能な青軸メカニカルキーボードとなりま。
また、MacとWindowsモデルが販売されており、公式サイトから購入すると$129(2020/12月時点)となります。
Bluetoothは3台までペアリング可能で、キーボードのショートカットを用いることで切り替えが可能です。

この記事では、本製品を購入してよかった点、悪かった点をレビューしていきます。
キーボードの細かい仕様については、他の方が詳細に記載していると思われるので、本記事では割愛します。

本製品のレビュー項目

本製品のレビューについては、以下の点をレビューしていきます。

  • キーボードの打鍵感
  • キーボードの機能性

キーボードの打鍵感

はじめに、キーボードの打鍵感について、所感を述べていきます。
キー自体は、青軸と呼ばれるカチカチ音がなるタイプのキーボードです。
キーのストロークはパンタグラフ式より深く、メンブレンより浅いキーストロークとなりカチカチというよりは、ペチペチという感覚が正しい表現になると思います。
今までに体験したことのないような打鍵感で、フルサイズの青軸でもなくパンタグラフでもなく、バタフライキーボードでもないような不思議な打鍵感です。
このような点においては、ある意味タイピングが楽しくなるような感覚のキーボードになります。

しかし、キーのアクチュエーションポイントが非常に浅く、キーをしっかり押し込む前に反応してしまい、青軸の良さが活かしきれていない感じがしました。
ホームポジションに指を置き、タイピングしていると、誤って指をおいた場所でキー入力されてしまったり、returnの上にあるキーに指がかかって誤って反応してしまったり、カチッとキーを押していないのに入力されていたりと残念な点が散見されました。

ただ、MacBookに搭載されていたバタフライキーボードのように指でタッチするような感覚でタイピングできるかというと、そうでもないです。

結論は、打鍵感としては新しい感覚の打鍵感で、アクチュエーションポイントがもう少し深ければ常用しても快適にタイピングできるのではないかなーといったところです。

キーボードの機能性

本キーボードは、小型薄型のキーボード且つ、Bluethooth接続が3台まで可能なため、接続インターフェースとしては満足しています。
薄型のキーボードのため、持ち運びも容易で、Type-Cのポートを搭載しているため、ケーブル・充電器をスマートフォンやノートPCと共有できる点も評価出来ます。
また、キーの配列としても特別狂ったようなキー配列ではないので、常用のキーボードとして使用可能な部類だと思います。

ペアリングについても、側面の物理ボタンで切り替えではなく、ファンクションキーとの組み合わせでペアリング・切り替えができる点も評価できるポイントとなります。

バックライトについても、常時点灯から、打った場所が光る等のパターンがデフォルトで入っているため、暗いところでは常時点灯にし、明るいところでは消灯にするなど、バックライトの機能としては必要最低限の機能は持っています。

このキーボードの機能で唯一残念な点が、配色のパターンをユーザが決定出来ない点にあります。
このキーボードは、19種類の固定パターンのみの配色となります。
ユーティリティソフト等はなく、パターンの切り替えは右上のキーを連打することで、パターンを変更します。
しかし、キーボードを使用するに当たり、Windowsの場合は標準ドライバで使用可能なため、機能と汎用性のトレードオフだと割り切ることが必要となります。

総評

このキーボードは、サイズ感・打鍵感・インターフェースについては、良いキーボードだと思います。
しかし実用性としては、アクチュエーションポイントが非常に浅いため、誤入力が増え実用に耐えうるものではないと判断しました。

また、他の記事を読んでいる限りアクチュエーションポイントについては、個体差があるとのことで製品としての安定性は微妙なところです。
もし、製品の個体差やアクチュエーションポイントの浅さを受け入れ、不思議な打鍵感を体験したいというのであればおすすめ出来ます。

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました