今回は、在宅勤務用品レビュー第2段として、Razerさんより販売している【Razer SEIREN Mini】を自腹購入したので、そのレビューをしていきたいと思います。
マイクの要件
在宅勤務用のPCについては、社給のPCで使用するシチュエーションが多いことから、以下の点を重視して選定しています。
- スタンドアロンのマイクであること
- 構成がシンプルであること
- 単一指向性のマイクであること
- USB接続のマイクであること
この中でより重視している要件については、スタンドアロンのマイクであることと、指向性があるマイクであることの2つが最低要件となります。
本来であればオーディオI/F等を噛ませた構成を取るべきですが、社給のPCだと自由にソフトウェアを導入できなかったりなどの制約が出てくるため、USBのプラグアンドプレイで接続できるマイクがあれば尚良な感じです。
購入候補
検討段階で様々な製品を候補として上げましたが、最終的に2択まで絞りました。
購入候補1 : HyperX QuadCast
こちらは、Hyper-Xから発売されているUSB接続が可能なコンデンサマイクです。
マイクの指向性を変更することが出来たり、ミュートボタンがついていたり、マイク側でゲインの調整が出来たりと、そこそこ高性能のマイクとなっています。
このマイクを選択しなかった理由として価格が高いこと、要求以上に高性能であることを理由に最終選考で脱落しました。
メインPCで使用するマイクとしてはポテンシャルも高く採用する可能性もあったのですが、今回は在宅勤務用ということで機能を絞り、購入を検討しておりました。
購入候補2 : Razer Seiren X
購入候補の2つ目として上がったのが我らがRazerのスタンドアロンマイク。
こちらも競合する製品だけあって、Hyper-Xから若干の機能を削減したマイクとなります。
当初はこっちで良いかなと思っていました。
突然出てきた購入候補 : Razer Seiren Mini
これは、Razer SEIREN Xの購入を考えていた際に突如候補に上がってきたマイクです。
2つの購入候補より、価格半分・機能半分のマイクとなります。
逆に言えば、要件を満たす最低限のマイク(シンプル)ということになります。
マイクのミュートボタンもなければ音量調節のつまみもない、指向性の切り替えも出来ない。
が故にシンプルで安い。(これに尽きる)
と、いうことで購入しました。
開封の儀
Miniと言われるだけあって、箱も小さいです。
Razer製品あるあるな、説明書です。
付属品は、USBケーブル、マイク本体、卓上マイクスタンド、マイクスタンド用ジョイントとなっています。
USBについては、PC接続側がフルサイズのUSB2.0、マイク側はガイドと形状がマイクに合わせられたMicroUSBとなっています。
また、マイク→卓上マイクスタンドに接続する用のジョイントが付属しています。
卓上マイクスタンドについては、使用する想定は無いのですが、若干の角度調整ができるようです。
裏の素材は、スポンジのような素材でした。
マイクの本体は非常にシンプルで薄っすらと刻印されたRazerの文字と、接続中に光るLEDがあります。LEDについては、接続中は常に光っており、色は白となります。(変更は出来ない仕様)
裏側には、PC接続用のUSBポートと、下側にマイクスタンドへの接続用のネジが切ってあります。
マイクスタンドの接続経ですが、マイク本体側で5/8となっています。
なので、マイクスタンドを買う際は5/8に対応するマイクスタンドを買えば問題ないと思います。(責任は取りませんが・・・)
また、付属のジョイントを使えば3/8になるような気がします。(使用していないのでわからないけど)
付属の卓上スタンドをつけるとこんな感じになります。
音質レビュー
堂々と音質レビューと書きましたが、レビューの観点は、zoomで通話した際にどの程度快適に通話が出来ているか?に観点を置いてレビューします。
まず、周囲のノイズですがヘッドセットと違い、口元付近にマイクが無いのである程度環境音は拾います。メカニカルキーボード等のタイピング音は割と拾いました。
また、マウスのクリック音も若干ながら拾っています。
単一指向性とはいえ、ある程度環境音については拾うようです。
我が家はサーバ等の機器があるのである程度ホワイトノイズは発生していますが、通話をした限りだと目立つようなホワイトノイズは発生していませんでした。
ホワイトノイズについては、zoomやDiscordのノイズ抑制を使用すればある程度は軽減できそうです。
総括
今回は、在宅勤務環境の改善として、新しいマイクを導入してみました。
以前は、EarPodsのマイクを使用していましたが、マイクを変更したことによりより快適にWeb会議を行うことができました。
また、マイクを別にしたことにより、イヤホンマイクを選択しなけれなならないという制限からも解放されるので、自分の好みのイヤホン・ヘッドホンを使用することができるようになる点もよいポイントかなと思います。
コメント