前回、Windows365を導入して使えるようにセットアップしました。
今回は、簡単にWindows365でベンチマークソフトを動かしたのでその結果を記事にしたいと思います。
前提条件
前回の記事でも書きましたが、使用している環境は以下のような環境です。
- CPU : 2vCPU
- MEM : 8GB
- DISK : 128GB
仮想マシンのスペックとしてはこのような感じになります。
CPU-ZでCPUの情報を除いてみました。
Xeon Platinum 8272CLでした。
Cascade Lakeなのでintel Core i9-109xxあたりですかね。ローンチが19年のQ2なのでかなり新しいCPUをホストに積んでいるようです。
26C/52Tで2.7GHz(BT:4.0GHz)とあるのでよさげなサーバを使っているんだなーと思いました。
VDIのCPUオーバーコミットが6~10:1程度で計算することが多いので2vCPUのゲストだと1サーバあたり300台から450台ぐらいが収容されているのですかね?(妄想です。)
CrystalDiskInfoの情報
仮想ディスクのため、HDDかSSDかの判別はできませんでした。
CrystalDiskMarkのスコア
シーケンシャルリードが126MB/sなので、SSDって感じではなさそうです。
5400rpmのSATAくらいのシーケンシャルR/Wですかね。
一方で、ランダムリードについては、SATAよりもめちゃくちゃ速い感じがします。
キャッシュにSSDでも積んであり、ホットデータでやり取りしているから早いのでしょうか?
ランダムライトについてはHDDだなーっていうような速度でした。
CPU-Zのスコア
普段からベンチマークを行わないのでこれがどれくらいのスコアなのかわかりませんが、マルチが500程度だと2011年のPentium G850ぐらいのマルチスレッド性能でしょうか。
CINEBENCH R15のスコア
ベンチマークといえばこちら。
CINEBENCH R15のスコアは177cbになりました。
ただ、これは仮想マシンとして割り当てられた1C/2Tの仮想CPUのスコアなので純粋なXeonのスコアではないです。
177cbなので割と低速なCPUになるんですかね。
ネットワークのスコア
みんな大好きFASTの回線速度です。
サーバが韓国のDCを指していますが気にしない。
レイテンシが若干高めですが、440Mbpsの速度が出ています。
これも時間帯によってだいぶ変動するのでざっくりとした値ですが、割と速めな感じはします。
ミンソクの回線速度は280Mbpsなので100Mbps以上は常時出てそうな感じがします。
まとめ
今回は、Windows365のクラウドPCのベンチマークを行いました。
vCPU上だと2Coreと記載されているのですが、1C/2Tだったとは思いませんでした。
VDIのような感じなのでスコアは低めですが、Officeの編集やブラウジング、ブログの執筆や簡単なコーディングであれば全然いけると思います。
また、ディスクのWriteが遅いので、ネットワーク回線がどんだけ速くてもディスクがボトルネックなりそうなスコアになりました。
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