前回、Ubuntu20.04にPowershellをインストールしました。
今回は、macOSにPowershellをインストールしていきます。
macOSへPowershellをインストールする方法はいくつかありますが、今回インストールする方法はhomebrewではなく直接パッケージファイルからインストールする方法を手順にしていきます。
期待する目標
本手順で期待する目標は以下の通りです。
- macOSにPowershellをインストールすることができる
- .pkgファイルからmacOSにソフトウェアをインストールすることができる
- ターミナルからPowershellを起動することができる
前提条件
今回、PowershellをインストールするmacOSはx64のMacBook Proです。
M1 Macでもインストーラーは違えど、同様の手順でインストールすることができます。
- 種別 : MacBook Pro 2017
- CPU : 2Core(i5)
- MEM : 8GB
- DISK : 256GB
M1ではない古いMacbookです。
今回はこのMacBook Pro にPowershellをインストールしていきます。
Powershellダウンロード
前回のUbuntuのようにコマンドベースでインストールを行なっても良いのですが、GUIでできるならGUIでやりたい感もあるので、今回はGUIでダウンロード、インストールを進めていきます。
MicrosoftのPowershellダウンロードページに飛び、macOS用のPowershellパッケージをダウンロードします。
Powershellインストール
ダウンロードしたパッケージファイルを右クリックしてから開きます。
この時、ダブルクリックで開くとブロックされてしまう可能性があります。
自身の環境ではブロックされて開くことができませんでした。
[Appleでは確認できないため、このソフトウェアは開けません。]と表示されますが、[開く]を選択します。
[はじめに]より、[続ける]を選択します。
[インストールの種類]より、[インストール]を選択します。
[インストール]より、インストールが完了するまで待ちます。
[概要]より、インストールが正常に完了したことを確認し、[閉じる]を選択します。
macOSにパッケージファイルをインストールする場合は、このようにガイドに沿ってインストールします。
最後に、インストールに使用したパッケージファイルをゴミ箱に入れるか聞いてくるので、必要に応じてゴミ箱に入れるか、残すかを選択します。
以上でPowershellのインストールは完了です。
Powershellの起動方法
macOSにPowershellをインストールしたら、Powershellを起動します。
macOSのLaunchpadより、[PowerShell]を起動します。
Powershellを起動すると、macOSのターミナルが開きます。
シェルの先頭に[PS]がついているとPowershellのシェルになります。
通常のターミナルからでも[pwsh]と入力するとPowershellを起動することができます。
また、Powershellから通常のシェルに戻る際は[exit]で戻れます。
簡単ではありますが、macOSでのPowershellの使用方法です。
あとはUbuntuの際もテストしましたが、Import-Module等も使えると思うので、PowerCLI等もmacOSで使用することができると思います。
まとめ
今回は、前回に引き続きmacOSにPowershellをインストールする手順を記載しました。
GUIを使用+Homebrewでないバージョンでインストールをしたので、比較的簡単にインストールすることができました。
Powershellに関しては、自分はあまり最新バージョンのコマンド等を使用しないので、バージョンは最新でも問題ないかなーと思っているため、このような構成にしました。
おまけ
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