今回は、macOSにPowershellをインストールする手順を記事にしています。
Microsoft社が開発・提供しているPowershellはWindowsだけでなく、macOSやLinuxでも提供しています。
期待する目標
本手順で期待する目標は以下の通りです。
- macOSにPowershellをインストールできる
- macOSでPowershellのコマンドを実行できる
前提条件
本手順で使用する環境は以下の通りです。
- OS : macOS Monterey (12.7.2)
macOSのバージョンが古いですが、M1のMacでもPowershellのパッケージは提供されています。
Powershellダウンロード
以下のURLより、MicrosoftのPowershellダウンロードページに移動します。
URL : https://learn.microsoft.com/ja-jp/powershell/scripting/install/installing-powershell-on-macos?view=powershell-7.4
[直接ダウンロードによるインストール]より、Powershellのバージョンと自身の環境にあったpkgファイルを選択し、ダウンロードします。
今回インストールするバージョンは最新のLTSである[7.2.18]をダウンロードしました。
以上でPowershellのダウンロードは完了です。
Powershell インストール
pkgファイルのダウンロードが完了したら、PowershellをmacOSにインストールしていきます。
ダウンロードしたpkgファイルを右クリックし、[このアプリケーションで開く]-[インストーラ.app]を押下します。
場合によっては、インストーラの警告が表示されるため、[開く]を押下します。
ユーザの種類によっては、インストール時に管理者の権限が求められる場合があるので、管理者アカウントの権限を入力し[設定を変更]を押下します。
[はじめに]より、[続ける]を押下します。
[インストールの種類]より、[インストール]を押下します。
環境によっては、管理者アカウントによるインストールの許可が必要になるので、管理者アカウントの情報を入力し、[ソフトウェアをインストール]を押下します。
[インストール]より、インストールが進むため、完了するまで待機します。
[概要]より、インストールが完了したことを確認し[閉じる]を押下します。
インストールの完了後にインストーラの削除を聞かれるため、必要に応じてインストーラをゴミ箱に入れます。
以上でPowershellのインストールは完了です。
Powershellの実行
Powershellのインストールが完了したら、全てのアプリケーションより[Powershell]を起動します。
PowershellはmacOSのターミナルより[pwsh]と入力することでターミナル上からPowershellを起動することもできます。
今回は、Powershellのアプリケーションから起動しました。
Powershellが起動したら、Powershellのコマンドを実行してみます。
今回は、[Get-ChildItem]を実行して配下のディレクトリ情報を取得しました。
WindowsのPowershellと遜色ない感じで使用することができます。
また、Powershellスクリプトのように変数も同様に使用することができます。
まとめ
今回は、macOSにPowershellをインストールする手順を記事にしてみました。
macOSでPowershellの開発をする機会は少ないと思いますが、macOSでもLinuxでもインストールができ、VSCodeを使用することで、OSに依存せずにPowershellの開発が可能になりました。
おまけ
本ブログではVMwareやWindows、Linuxのインストール手順等も公開しております。
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