2022年、Windowsで使用できるウイルス対策ソフトは何があるのか?日本で簡単に入手が可能なウイルス対策ソフトは何があるのか?を調査し、今後自環境へ導入する際の検討材料にしていきたいと思います。
本記事では日本で比較的入手が可能なウイルス対策ソフトを調査し、各ソフトの特徴と価格を調査することを目的としています。
また、毎年2月から日本政府が主導となりサイバーセキュリティに関する普及啓発活動を強化しています。この際に、皆さんのセキュリティ対策について再度検討をしてみてはいかがでしょうか。
サイバーセキュリティ月間
ウイルス対策ソフトに関するアンケートを実施しています。
ご協力いただけると幸いです。
ウイルス対策ソフトに関するアンケート
前提条件
ウイルス対策ソフトを検討するうえで、本記事で実施しないことは以下です。
- ウイルス対策ソフトの必要/不要
- ウイルス対策ソフト以外の機能
Windowsのウイルス対策ソフトを検討する上で、WindowsにはWindows Defenderがあるので、別途ウイルス対策ソフトは不要という議論があります。しかし、本記事で検討することは、車両を運行させる上で最低限必要な自賠責保険の話ではなく、任意保険を何にするか?という点に焦点を当てて検討していきます。
日本で入手可能なウイルス対策ソフト
日本で比較的入手が容易そうなウイルス対策ソフトを一覧化してみました。
このデータに関してはwillserverが独自に調査した結果のため、プランが変更されたり価格が変更されている可能性があります。
ウイルス対策ソフトまとめ
価格的に3000~6000円/年で使用することができる製品が多くあります。
また、ウイルス対策ソフトは年数と使用台数を多くするとディスカウントが効き、1台当たりの価格は低下します。そのため、毎年ウイルス対策ソフトを変更するよりも3年5台など長期で買ったほうがお得になります。
次項では、リストに挙げたウイルス対策ソフトを作成しているメーカーの特徴と自身が思っていることを共有していきたいと思います。(この項目は投稿者の主観でのみ記載しています。社会全体の共通認識ではございませんので参考程度にお願いいたします。)
ESET
ESETは昔からある知っている人は知っているウイルス対策ソフトです。
緑と白を基調とし、変なアンドロイドがイメージキャラクターのあのソフトです。
過大な広告等は行わず、コツコツとユーザから信頼を集めている系のメーカとなります。
日本では、キャノンITソリューションズ株式会社様が代理店となっています。
勝手な良い印象
- 変なポップアップ等が表示されず、煩わしさがない
- UIが比較的シンプルでわかりやすい
勝手な悪印象
- 過去に、Chrome利用時にWebページが表示されなくなる事象が起きた
ESETの評価記事書きました!
こちらから
Kaspersky
Kasperskyは緑色で「K」の文字が特徴のウイルス対策ソフトです。
ロシア製のウイルス対策ソフトで、個人的に硬派を気取っているようなイメージです。
量販店等にもパッケージ版が置いてあり比較的目にする機会もあったりなかったり。
セキュリティ対策的な意味合いだと比較的上位に食い込むイメージを持っている優秀なソフトです。
勝手な良い印象
- 可もなく不可もなく
勝手な悪い印象
- NSAの情報流出事件等の管理体制に良いイメージがない
- 個人的に積極的に導入をお勧めするほどではない
KasperskyのUIや実際に導入した検証記事はこちらです。
Norton
Nortonは黄色がイメージカラーのウイルス対策ソフトです。
Nortonは昔Symantecが開発していましたが、現在は分離してNorton LifeLockという会社が開発しています。
SymantecというとSSL証明書等も発行しており信頼性が高く、ITを意識している方が入れているイメージがあります。
また、個人的にThe王道のセキュリティ対策ソフトだと思います。
勝手な良い印象
- ブロックしたものをしっかりとポップアップで出してくるので、ちゃんと動作している感がある
- 元Symantecということもあり、個人的に信頼感が高い
- ソフト自体のトラブルが少ない
勝手な悪い印象
- SymantecからNorton LifeLockに切り替わり、おせっかい機能が多くなった
- ウイルス対策以外のポップアップがうるさい
- 細かい設定が難しく、わかりにくい
ノートン360の検証記事書きました!
記事はこちら
Trend Micoro
Trend Microは日本で人気で赤と白がトレンドカラーのウイルス対策ソフトです。
ウイルスバスターというと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
Trend Microはホームユースより、エンタープライズユースの方が強いイメージでVMwareの仮想環境をいじっている身としてはDeep Securityなど、端末のウイルス対策ソフトだけではなく、仮想環境のセキュリティソフトも提供していることから、技術力は高い企業だと思います。
勝手な良い印象
- とりあえず迷ったら入れとけの精神でお勧めする
- 過去に大きな事件があったが、現在は比較的安定している模様
勝手な悪い印象
- 過去にOSが起動しなくなる事件があったので、気は抜けない
- The普通過ぎて逆に良い印象がない
Trend MicroのUIや実際に導入した検証記事はこちらです。
McAfee
McAfeeは色々な意味で有名なウイルス対策ソフトです。
様々なソフトにバンドルされ、一部のユーザから毛嫌いされているあるイメージです。
しかし、大手携帯キャリアでもMcAfeeを導入している実績等もあり、ウイルス対策という観点ではそれなりに信用できそうな感じです。
勝手な良い印象
- 台数無制限を提供している珍しいプランがある
- サポートが手厚い
勝手な悪い印象
- ポップアップが多すぎて煩わしい
- ソフトウェア自体のトラブルが多い
- おせっかい機能が多い
McAfee リブセーフの検証記事書きました!
記事はこちら
WEBROOT
WEBROOTはほかのセキュリティソフトと比べ、マイナーなウイルス対策ソフトです。
某家電量販店でPCを購入する際にセットで付いてくるイメージがあります。
最近は全然見ないので何とも言えないですが、どうなんでしょうか。
勝手な良い印象
- とにかく軽い
- 軽すぎて動作しているのか不安になるレベルで軽い
勝手な悪い印象
- ウイルスの検出率が低めなイメージ
- 日本ではマイナーなイメージのため、導入が躊躇される
WEBROOTのUIや実際に導入した検証記事はこちらです。
F-Secure
F-secureは知名度的にはそこまで有名ではないですが、超強いというイメージがあるウイルス対策ソフトです。
良くわかってる方が導入しているイメージで、インストール台数が25台までのプランも存在するある意味ヘビーユーザの需要も分かっていらっしゃる素晴らしいウイルス対策ソフトです。
勝手な良い印象
- 基本性能が高い
- UIがゴテゴテしていなくてよい
- ブランドにこだわらなければ積極的に導入したい
勝手な悪い印象
- 最近価格が高くなったらしい
- 2015年にTwitterで若干炎上した
F-Secureの検証記事書きました!
記事はこちら
Intego
Integoはフランスに拠点を置くウイルス対策ソフトです。
久々に名前を聞きましたという感じのイメージです。
WindowsというよりMacなイメージがありますが、Windows版も展開しているんだーぐらいな影の薄いウイルス対策ソフトです。
Integoについては、Mac版でしか使ったことがないため、良い印象・悪い印象が思い浮かびませんでした・・・
IntegoのUIや実際に導入した検証記事はこちらです。
まとめ
今回は、各ウイルス対策ソフトを検討する前段階として、勝手なイメージを記事にしてみました。
次回以降、ここに挙げている全ウイルス対策ソフトを検証環境にインストールし、実際に使い勝手や検出率、価格感、お勧め度等をしっかりとレビューしていきたいと思います。
最後に本記事は個人の勝手な思い込みによる印象を言語化したものとなります。社会全体の総意ではありません!
おまけ
本ブログではVMwareやWindows、Linuxのインストール手順等も公開しております。
インフラエンジニアとして有益な記事や無益なコンテンツも作成しておりますので、通勤時間や休憩時間、休日のスキマ時間等に合わせて読んでいただけると幸いです。
また、Youtubeで解説動画も鋭意作成中です。本ブログで記事にしているものも動画にしようと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
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