【VMware】Horizon8 2206 (8.6) インストール手順

Virtualization
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今回は、VMware Horizon製品の一つであるConnection Server をインストールしていきます。
インストールするConnection Server のバージョンは2206 (8.6)となります。
旧バージョンである2111のインストール手順については、以下の記事に投稿しています。

【Horizon】Horizon8 2111 インストール手順

期待する目標

本手順で期待する目標は以下の通りです。

  • Connection Serverをインストールできる

前提条件

本手順で使用する環境は以下の通りです。

  • CPU : 2vCPU
  • MEM : 4GB
  • DISK : 60GB
  • IP : 192.168.100.175
  • Hostname : dev-vcs01
  • ドメイン : 参加済み

Connection Serverのインストール

インストーラーの実行画面
インストーラーの実行

ダウンロードしたConnection Serverのインストーラを実行します。

Connection Serverインストーラの起動画面
Connection Serverインストーラの起動

Connection Serverのインストーラが起動するまで待機します。

VMware Horizon Connection Server用のインストールウィザードへようこそ画面
VMware Horizon Connection Server用のインストールウィザードへようこそ

[VMware Horizon Connection Server用のインストールウィザードへようこそ]より、[製品バージョン]を確認します。今回インストールするバージョンは2206のため、インストールバージョンに間違えがないことを確認します。
インストールバージョンの確認ができたら[次へ]を押下します。

使用許諾契約書画面
使用許諾契約書

[使用許諾契約書]より、EULAを一読し同意できる場合は、[使用許諾契約の条項に同意します]にチェックを入れ、[次へ]を押下します。

インストール先のフォルダ画面
インストール先のフォルダ

[インストール先のフォルダ]より、インストール先を確認します。
今回はデフォルトのインストール先を使用するため、デフォルトから変更していません。
インストール先を設定したら、[次へ]を押下します。

インストールオプション画面
インストールオプション

[インストールオプション]より、以下の設定を行います。

  • Connection Serverインスタンスタイプ : Horoizonスタンダードサーバ
  • HTML Accessのインストール : ■ (任意)
  • IPプロトコルバージョン : IPv4

今回は、Connection Serverの1台目のため、インスタンスタイプはスタンダードサーバを選択しています。
バージョンアップ等でConnection Serverの2台目以降に追加する場合は、レプリカサーバを選択してください。
HTMLアクセスについては、機能自体が不要な場合があるので、要件を確認してからインストールしてください。

データリカバリ画面
データリカバリ

[データリカバリ]では、Connection Serverのバックアップ時のパスワードを設定します。

  • データリカバリのパスワードを入力 : 任意のパスワードを入力
  • パスワードを再入力 : 任意のパスワードを再入力
  • パスワードを忘れた場合のヒントを入力 : 任意のヒントを入力 (ヒント不要な場合はスペースでも可能)

設定が完了したら、[次へ]を押下します。

ファイアウォールの構成画面
ファイアウォールの構成

[ファイアウォールの構成]より、ファイアウォールを自動構成する場合は、[Windowsファイアウォールを自動的に構成する]を選択し、[次へ]を押下します。
ファイアウォールを自動構成しない場合は、必要に応じて強化されたWindowsファイアウォールを設定します。

最初のHorizon管理者画面
最初のHorizon管理者

[最初のHorizon管理者]より、管理者の設定を行います。
Horizonの管理者は、一般的にドメインユーザやドメイングループを管理者として追加します。
今回は、ドメインのAdministratorをHorizonの管理者として設定したいので、[特定のドメインユーザまたはドメイングループを許可する]を選択し、許可するドメインユーザまたは、ドメイングループを指定します。
設定が完了したら、[次へ]を押下します。

ユーザの使用環境改善プログラム画面
ユーザの使用環境改善プログラム

[ユーザの使用環境改善プログラム]より、以下の設定を行います。

  • VMwareカスタマーエクスペリエンス工場プログラムに参加する : □ (任意)

CEIPの有無に関しては、完全に任意となります。
個人的に、不要な通信を発生させトラブルに巻き込まれたくないので、無効にしておきたいです。

運用データの収集画面
運用データの収集

[運用データの収集]では、設定できる項目がないので、[次へ]を押下します。

プログラムのインストール準備画面
プログラムのインストール準備

[プログラムのインストール準備]では、インストールする環境を選択します。
Connection Serverをクラウド上にインストールする場合、インストールする環境を選択します。
オンプレにインストールする場合は、[全般]を選択します。
設定が完了したら、[インストール]を押下します。

インストール中画面
インストール中

インストールが開始されるので、終了するまで待機します。

インストーラの完了画面
インストーラの完了

[インストーラの完了]より、必要に応じて[ドキュメントを表示する]のチェックを外し、[完了]を押下します。
以上でConnection Serverのインストールは完了です。

まとめ

前回は、Connection Server 2111をインストールしましたが、2206でもインストールの手順自体は変わりませんでした。
Connection Serverをインストールする際の考慮事項として、バージョンアップなのか、完全に新規インストールなのかで、スタンダードサーバ or レプリカサーバの分岐が変わる点でしょうか。
レプリカサーバとしてインストールする場合、Connection Serverのクラスタ群へ追加される形となるため、完全に別の用途でConnection Serverを使用する際にレプリカサーバを選ぶと消すのがめんどくさいので、注意が必要です。

次回は、Connection Server 2206のインストール後の初期セットアップ手順を公開する予定です。

おまけ

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